新元号は「令和」 発表直後「おーっ」、イオンモール小名浜で中継

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新元号発表の瞬間を映し出す大型画面に見入る大勢の来店者=1日午前11時40分ごろ、いわき市・イオンモールいわき小名浜

 政府は1日、臨時閣議を開き「平成」に代わる新元号を「令和(れいわ)」と決定した。

 福島県いわき市のイオンモールいわき小名浜では、新元号発表の瞬間を100インチ超の大型画面に急きょ映し出した。固唾をのんで見入っていた約200人の来店者は、発表直後は少し戸惑っていたものの、すぐに「おーっ」などと歓声を上げ、スマートフォンで写真に収めるなどしていた。

 大型画面で発表を見た、同市の男性(85)は「(新元号は)予想できなかった。自分の名前には昭和の『昭』が入っている。これから生まれてくる子どもには、新元号の文字を使う人が増えるかもしれない」と笑顔を見せた。

 ◆去りゆく平成に改元を惜しむ声 いわきのニュータウン

 いわき市にある「平成ニュータウン」。市によると、平成初期から計画が始まったことから、「平成の始まりとともにつくられた町」として、造成を担当した業者が名付けたという。

 住んでいる住民からは、改元を惜しむ声が上がった。ニュータウンの案内板近くで美容室を営む、女性(65)。2004(平成16)年ごろに移り住んだ時は、数軒の住宅しかなかった土地も、現在では約300世帯が住む町になった。

 「住んでいる町の名前だけに、改元は少し寂しい」とぽつり。「令和」は「ぴんとこない」としながらも、「平成くらい親しまれて、いい時代になれば」と新時代に期待を寄せた。

 ◆県内、前向きな声

 新元号が発表され、県民からは改元を前向きに捉える声が相次いだ。

 須賀川市の自営業(54)は「響きが良く、静かな印象」と受け止めた。改元を機に「さまざまなことが良い方向に向かえば」と期待。白河市の公務員(27)も「県民もさらに心を寄せ合って復興が進んでいってほしい」と願った。伊達市の司法書士(30)は「令和世代のために平成、昭和世代の人がいい世の中をつくっていかなければならないと思う」と語った。