志賀令和さん「災害、争いなく平穏に」 新元号と名前の漢字が同じ

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名前の漢字が一緒の新元号「令和」のニュースを見る志賀さん=1日午後、いわき市

 政府は1日、臨時閣議を開き「平成」に代わる新元号を「令和(れいわ)」と決定した。

 大熊町から避難し、現在いわき市で家族と暮らす志賀令和(のりかず)さん(53)は、自宅で新元号の発表を見届けた。東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く町の避難指示が10日にも一部解除される。「時代が変わると人々の意識も変わる。改元をきっかけに、少しでも古里のためになるよう頑張りたい」と力強く語った。

 志賀さんは家族と一緒に新元号の発表を見守った。「令和」の字が画面いっぱいに映った時には「あっと驚いて声が出なかった」。

 新元号が発表された直後から、友人や親戚から「おめでとう」などのメッセージが相次いだ。今も実感は湧かないが「名前と同じ漢字の元号が選ばれ光栄」と顔がほころぶ。

 平成を「東日本大震災など多くの災害があったが、日本では戦争がなく平和だった」と思い返し「新しい時代は、災害や争いが起きず平穏であってほしい」と祈る。

 震災から8年が経過し、時代は「平成」から「令和」の新しいステージに進む。新たな時代のスタートとともに町に戻りたい気持ちもあるが「放射線の心配が完全になくなるまでは決断しにくい」と複雑な思いもある。具体的にはなっていないが「国にばかり頼っていられない。復興の道を歩む町に何か貢献したい」と意欲を語った。

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