千葉麻美さん矢吹町職員に 「子どもへの陸上指導、地元に恩返し」

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矢吹町役場に入庁し、意気込みを語る千葉さん

 陸上女子400メートル日本記録保持者の千葉麻美さん(33)=矢吹町出身=が1日、地元の矢吹町役場に入庁した。「これまで応援してもらった分、子どもへの指導という形で地元に恩返ししていきたい」と意気込みを語った。

 町によると、千葉さんは町教委教育振興課学校教育係に配属となり、今後、町内の小・中学校の授業や部活動などに出向き、技術指導などに当たる。千葉さんは現役引退後から「経験を、より身近で子どもに伝えたい」と考え、地元での就職に動き出した。自身の経験を踏まえ「スポーツや、走るの楽しさを伝えていきたい」と目を輝かせた。

 千葉さんは、郡山東高を卒業し、福島大に進学。2008(平成20)年に同種目で日本記録を樹立し同年の北京五輪では、同種目に日本人として44年ぶりの出場を果たした。

 町は本年度から、職員採用候補者試験で一般事務の中に五輪や世界選手権出場経験者などを対象としたスポーツ枠を初めて設置。同枠で千葉さんを採用した。

 野崎吉郎町長は「千葉さんのようなアスリートを矢吹町、県南地方から育てていってほしい」と活躍に期待を込めた。