ネットで建設現場確認 可視化アプリ開発、郡山の企業

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建設現場の可視化アプリを開発した菅家社長(左)ら

 モノのインターネット(IoT)を使って建設現場をタイムリーに見える化―。中小建設会社の支援に取り組むビルディングサポート(郡山市)は建設現場可視化アプリ「ビルディングモア(ビルモア)」を開発し、全国の企業向けに販売を始めた。

 「ビルモア」は、工事の進捗(しんちょく)率や現場写真をスマートフォンなどで同時進行で見ることができ、工程のスケジュールも確認できる。現場員と情報などをやりとりできる機能もあり、作業の効率化が図れる。

 計画通りに施工されているかどうかを現場に頻繁に足を運ばなくても確認でき、修正箇所の要望を即時に伝えられるなど顧客側の利点に加え、一つの現場で数千枚にも及ぶといわれる現場写真や書類を整理する手間が省けるなど現場員にとってのメリットも大きいという。

 建設生産プロセスに関するデータの収集、蓄積などを行うプラットフォーム「ランドログ」のアプリストアで月額2万5千円で販売。このほか、企業規模に応じて価格を設定している。

 ビルディングサポートは、建設現場のICT施工などに取り組むカゲヤマホールディングス(同市、陰山正弘社長)の子会社として昨年8月に設立され、アプリの実証などを進めてきた。同社の第1弾の商品としてビルモアを開発した。同社の菅家元志社長は「全国の中小建設会社でIoTによる可視化を進め、人手不足解消などにつなげていきたい」としている。