「フラ女将」がそば打ち体験 外国人旅行者に人気、習得へ

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菅野会長(左)からそば打ちを学ぶ女将ら

 いわき湯本温泉湯の華会の「フラ女将(おかみ)」11人は2日までに外国人旅行者(インバウンド)をはじめ、観光客に人気のそば打ちを習得しようと、同市の雨情の宿新つたでそば打ちを体験した。

 同会の若松佐代子副会長(61)=新つた女将=は「新しいことを学び、いわきの観光をもっと楽しくしたい」と意気込む。女将たちは地元の振興のため各種イベントでフラダンスを踊ってきたほか、着付け指導、ヨガ教室などを展開してきた。また、インバウンド対策として定期的にネイティブの講師を招いた英会話教室を開くなど、ほかの温泉地との差別化を図る取り組みを積極的に進めている。

 今回のそば打ち体験は「旅館の女将が教える」という付加価値をつけることが狙い。女将はこの日、うつくしま蕎麦王国協議会の菅野伸是会長(69)=同市=と安部雅信事務局長(75)=同市=を講師に、県産そば粉を使い、生地をこねたり麺切りを行うなど一連の工程を体験した。菅野会長は「海外の人は日本の食文化に関心が高い。旅館がそば打ちを体験できる場になれば、より日本を楽しんでもらえる」と、女将がそば打ち技術を習得することに理解を示す。

 女将たちは今後も会員制交流サイト(SNS)の「インスタグラム」の活用法を学ぶ講習会などを行い、誘客に向けた取り組みを強化する。若松副会長は「静かにしているだけでは何も始まらない。いわきの観光を盛り上げるため、楽しいことを考えたい」と話した。