磐梯・慧日寺に観光拠点 「庄九郎亭」20日開所、休憩所やカフェ

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20日にオープンすることが決まった庄九郎亭

 福島県磐梯町が国史跡「慧日寺跡」近くの古民家を改修、整備していた新たな観光施設「徳一(とくいつ)の里 庄九郎亭」は20日、オープンする。同史跡がある本寺地区を門前町として景観を整える事業の一環。高僧徳一が礎をつくった「仏都会津」を県内外に発信する拠点が誕生する。

 町は、同史跡と道の駅ばんだいをつなぐ回遊ルートの拠点として一層の観光振興につなげたい考え。

 改修していたのは、明治時代に建てられた農家住宅「旧吉田家」。慧日寺や資料館、町並みを巡った観光客の憩いの場や、町の情報を発信する場と位置付け、室内に観光案内所や休憩所、カフェなどを設けた。古民家の風情を残しながら、照明や調度品などを現代風にアレンジした。

 いろりのある中の間は休憩所として再生し、訪れた人が自由にくつろぐことができる。カフェでは、地元のそば粉を使った焼き菓子や薬草入りの果物ジュースなどの提供を検討。また10人以上の団体客を対象に会津若松市の割烹田季野とコラボした薬膳料理も味わえる(予約制)。同道の駅を運営する会津嶺の里が運営する。

 20日は午前9時にオープンする。また19日には本寺地区の住民を対象に内覧会が開かれる。

 五十嵐源市町長は「慧日寺と本寺地区の町並みを巡って歴史に触れ、庄九郎亭のレトロな雰囲気の中でくつろぎ、磐梯の味を味わってほしい」と話した。