「おじいちゃんが無事で良かった」 高齢男性救助の小学生2人

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渡辺署長(後列左)から感謝状を受けた(前列左から)隼斗君、悠斗君と母親の綾さん(後列右)

 会津若松市の鹿目隼斗君(松長小5年)と悠斗君(同小2年)兄弟が3月、排水路に倒れていた男性を救助し、会津若松署から感謝状が贈られた。2人は「うれしい。おじいちゃんが無事で良かった」と笑顔で話した。

 2人は3月15日午後3時30分ごろ、下校中に、同市の田んぼ近くの排水路に転落し、倒れている男性を発見。急いで自宅に帰り、母親の綾さん(46)に報告し、話を聞いた綾さんが男性の状態を確認するため現場に向かった。綾さんは男性の体温が下がっていたため、近隣住民に119番通報と毛布を頼んだ。隼斗君と悠斗君は両親らと男性を救助。男性は同市の病院に搬送され、命に別条はなかった。隼斗君は「声を掛けたけど、あまり反応がなかったからすぐに帰ってお母さんに伝えた。何かあれば大人を呼ぶように学校で教わっていた」と話した。

 5日に同署で感謝状贈呈式が行われた。渡辺素署長は「分かっていても行動するのは難しい。2人の判断力と勇気をたたえたい」と小さなヒーローに敬意を示した。