福島医大が「不妊治療」診療集約 生殖医療センター業務開始へ

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 福島医大は本年度、不妊治療に関係する複数の診療科が協力して診療するため、新しい中央診療施設として「生殖医療センター」を設置した。10日、福島医大病院で開所式を行い、11日から本格的な業務を始める。

 不妊治療は、一般的な治療に加えて、女性不妊を担当する産婦人科、男性不妊を担当する泌尿器科、若年がん治療を行う腫瘍内科など、複数の診療科が連携して対応する必要がある。医療センターは関係する診療科が協力し、これらの治療などを横断的かつ円滑に進めるための役割を担う。

 専門医が不妊、不育に関する相談を受ける窓口「不妊専門相談センター」も医療センター内に置く。希望者は県内の各保健福祉事務所などを通じ、専門医に治療などを相談できる。各市町村で不妊・不育に関する相談に対応している保健師や、治療を受けている患者とその家族などを対象とした研修会や講習会の開催も予定している。

 特定不妊治療を行う県内の医療機関を対象とした情報交換会も年に1度開く計画。新業務開始に伴う体制として、常勤医師1人を増やし、非常勤医師4人を採用した。今後は胚培養士2人を増員する。