蓮池図など『若冲』一部見納めへ 若冲展、14日で前期展示終了

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 福島市の県立美術館で開催中の「東日本大震災復興祈念 伊藤若冲(じゃくちゅう)展」は14日、前期の展示が終了する。16日からの後期に向けた展示替えに伴い、国指定重要文化財「蓮池図(れんちず)」や12種類の野菜が描かれた「蔬菜図押絵貼屏風(そさいずおしえばりびょうぶ)」、正面を向いた象を描いた「象図」など約20点が14日で見納めになる。

 このうち蓮池図は、若冲が大火で焼け野原となった京都の再興を願い描いたとされ、震災復興を願う本県の思いと重なる一作。15日の休館日を挟んで始まる後期には、これまで展示されていなかった作品も登場する。問い合わせは県立美術館(電話024・531・5511)へ。

 県産ワインとともに作品の魅力味わって

 伊藤若冲(じゃくちゅう)展に合わせた「ワインとアートの夕べ」は19日午後6時から、福島市野田町の結婚式場「ミノリエ」で開かれる。厳選した若冲作品10点の解説があり、県産食材を使ったディナーも楽しめる。

 作品解説は、県美術家連盟会長の斎藤勝正さんが講師となり、若冲展で展示中の作品を中心に解説する。ディナーでは、若冲作品「果蔬涅槃図(かそねはんず)」に登場する野菜を使った特別料理や県産ワインを味わう。

 先着50人。料金は1万円(若冲展招待券付き)。問い合わせは福島民友新聞社事業部(電話024・523・1334)へ。