焼け跡から1人の遺体 天栄・住宅火災、遺体は71歳家人か

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 天栄村下松本の民家で10日深夜に発生し、住民1人と連絡が取れなくなっていた火災で、出火したのは同村、男性(71)方で、焼け跡から1人の遺体が見つかったことが11日、須賀川署への取材で分かった。

 同署によると、木造平屋の住宅約150平方メートルと、隣接する2階建ての納屋約120平方メートルの計約270平方メートルを全焼。同署と須賀川地方消防本部によると、遺体は住宅北側の部屋で、うつぶせの状態で見つかった。

 男性は1人暮らしで、男性と連絡が取れなくなっていることから、同署は遺体が男性とみて12日に福島医大で司法解剖し、身元や死因の特定を進める。

 同署などが11日に行った実況見分の結果、男性方には3台程度の暖房器具が点在。住宅用火災警報器は見つからなかった。民家中央の茶の間の焼け方が激しかったことから、同署などが火元とみて出火原因を調べている。

 現場は天栄村役場から南西に約1キロの田園地帯。防災無線で火災に気付いたという近所の70代女性は「窓をのぞいたら(男性方が)真っ赤に燃え、炎が10メートルぐらいの高さまで上がっていた」と表情をこわばらせた。