川俣消防団員が340万円「私的流用」 幹部2人、報酬金や寄付金

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 川俣町消防団第5分団の幹部団員2人が、同分団に支給される報酬金や地元住民からの寄付金計約340万円を私的に流用していたことが12日、分かった。団員2人はすでに全額を返済しているという。

 各分団には毎年、町から団員1人当たり2万7000円の報酬金が支給されるほか、協力金として地元住民から寄付を集めている。町によると、こうした報酬金などは分団に属する班ごとに管理。私的流用が分かった団員の1人は班の会計を担当しており、約10年にわたって現金約320万円を横領していた。また、同じ班の会計に携わっていたもう1人の団員も約20万円を私的に使っていたという。

 会計担当者が変わったことで、横領が発覚。2人は「遊興費に充てていた」などと話したという。同分団は全額返済していることから刑事告訴はしない考え。

 町消防団は12日、分団長を集めて会議を開き、経緯を説明。ほかの分団に対しても、現金の取り扱いや会計処理に不審な点がないかなどの確認を求めた。