「大熊町役場」14日開庁 大川原に庁舎、5月7日から本格業務

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14日に開庁する役場新庁舎=大熊町大川原地区

 東京電力福島第1原発事故に伴う町内全域の避難指示が一部解除された大熊町は14日、同町大川原地区に整備した役場新庁舎の開庁式を行う。避難していた役場機能の大部分が8年余りを経て町内に戻ることになり、町の再生に向けた取り組みの加速などが期待されている。

 午前10時45分からの式典には、安倍晋三首相が出席予定。関係者がテープカットなどで開庁を祝う。午後2時からは、一般対象の庁舎内覧会が開かれる。

 正午からは、町内の地域づくりを進める「おおくまコミュニティづくり実行委員会」が「まちびらきイベント」を開催。新庁舎前で人文字をつくったり、町無形民俗文化財「熊川稚児鹿舞」の踊り手だった町民らが舞を披露する。豚汁とおにぎり(先着200人)の振る舞いもある。

 町は1万7900平方メートルの敷地に、庁舎棟と災害対策機能棟などを建設した。会津若松、いわき両市などに分散している役場と議会の機能を新庁舎に集約し、100人前後の体制で5月7日から本格的に業務を始める。

 同町では10日、大川原、中屋敷両地区で避難指示が解除された。