写真家・蜷川実花さんに聞く 「リアルな思いを感じてほしい」

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にながわ・みか 写真家の枠を超え、映画、デザイン、ファッションなど多彩なジャンルで活躍するアーティスト。映画監督として手掛けた「さくらん」(2007年)「ヘルタースケルター」(12年)が話題になったほか、今年7月には「Dinerダイナー」、同9月には「人間失格」が公開予定。20年東京五輪・パラリンピック競技大会組織委員会理事。46歳。

 蜷川実花展開幕に当たり、福島民友新聞社は13日、蜷川さんに今回の企画展への思いなどを聞いた。

 ―どんなところを見てもらいたいか。
 「さまざまな角度から作品を見ることで、蜷川実花という作り手の思いを感じてもらいたい。会場ごとに特別な見せ方をしていて、いわきは最初の部屋がすごく印象的になった」

 ―いわきの展示のコンセプトは。
 「リアル(現実)な思いが詰まっている写真が多い。大きい会場だと雑多になったり、虚構の方に寄ったポップな展示になったりすることがある。いわきでやるならリアリティーのある作品を多くしたいというのがあった」

 ―「桜」の部屋の演出が素晴らしい。
 「東日本大震災直後に撮った桜がこの福島県で見ていただけることになるとは思ってもいなかった。とても意味のある部屋になった。少しでも皆さんにプラスの作用が働けばいい」