浪江・水産加工団地「第1号」 柴栄水産、鮮度良い水産物流通

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柴栄水産が建設する水産加工処理流通施設の完成イメージ図

 水産加工、卸業の柴栄水産(浪江町)は13日、同町請戸の水産加工団地で、水産加工処理流通施設の地鎮祭を行い、関係者が工事の安全と水産業の復興を願った。施設は来春に開所する。

 水産加工団地第1期入居事業者の第1号。同町請戸にあった同社の水産加工施設は東日本大震災による津波で流失し、同社はこれまで休業を余儀なくされていた。柴孝一社長(80)が「請戸で水揚げされた鮮度の良い水産物を全国に届けたい」と古里での営業再開を決めた。

 施設は鉄骨平屋で、加工場と事務所、商品の直売所を設ける。加工場では請戸漁港で水揚げされたシラスやコウナゴを使ったちりめんじゃこなどを作る。地元を中心に15人程度の雇用を目指す。

 地鎮祭には関係者約25人が出席し、柴社長らがくわ入れした。柴社長は「築地市場で高い評価を得ていた浪江の鮮魚を再び流通させ、皆さんの期待に応えたい」と話した。