双葉町産業交流センター起工 複合施設、20年7月開業目指す

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双葉町中野に建設される産業交流センターの完成イメージ

 東京電力福島第1原発事故からの産業の復興や観光交流の中核を担う複合施設、双葉町産業交流センターの起工式が16日、避難指示解除準備区域となっている同町の中野地区復興産業拠点で行われた。東京五輪が開幕する2020年7月の開業を目指す。

 産業交流センターは鉄骨造りの地上4階建て。延べ床面積は5295平方メートルで、貸事務所やレストラン、土産物店、コンビニエンスストアなどが入る。総事業費は約35億円。周辺には県のアーカイブ拠点施設(震災記録施設)や国の復興祈念公園が整備される。

 式では、伊沢史朗町長が「人々のニーズをつなぎ、交流とにぎわいを生み出す施設にしたい」とあいさつした。

 アーカイブ拠点施設の整備を進める鈴木正晃副知事は報道陣に「震災の記憶と記録、本県が発展する姿を発信できる施設となるよう期待している」と述べた。

 町は、JR常磐線の全線再開が計画されている20年3月末ごろまでに、帰還困難区域のうち特定復興再生拠点区域(復興拠点)に指定されている双葉駅周辺の一部と、避難指示解除準備区域の先行解除を目指している。