名称「風流のはじめ館」 須賀川の伝承館、本年度末に完成予定

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「風流のはじめ館」の完成イメージ図

 須賀川市の橋本克也市長は15日に市役所で行った記者会見で、市が同市本町に整備を進めている文化創造伝承館(仮称)の概要を発表した。名称については「風流のはじめ館」に決まった。同館は7月に着工、本年度末に完成する予定。

 同館は芭蕉記念館の機能を継承するとともに、市民の文化交流拠点として建設する。建設地は、江戸時代に白河藩校の敷教第二舎(ふきょうだいにしゃ)として開設された「郷学所(ごうがくしょ)」があったとされる。

 同館は、敷地面積約2180平方メートルで、俳句関係の展示空間や和室を備えた「芭蕉・等躬の庵」、多目的室として活用できる「郷学の間」、里山をイメージした「四季彩の庭」の3エリアで構成。芭蕉・等躬の庵と郷学の間は屋根伝いの木造平屋で、延べ床面積は約730平方メートル。

 名称は1、3月に開いたワークショップで市民の提案を受け、須賀川を代表する文化「俳句」を連想させるとして決めた。

 会見ではほかに、俳人松尾芭蕉の来訪330周年を記念した三つの事業も示された。5月16日~6月16日には芭蕉記念館で版画展「芭蕉 おくのほそ道」と、芭蕉来訪300年時の記念切手を展示する「切手から見た おくのほそ道の世界」が開かれる。

 6月14日には、市民交流センター「tette(てって)」で国際俳句交流協会長の有馬朗人氏を招いた記念講演会を開く予定。

 橋本市長は会見で「脈々と受け継がれてきた俳句文化を市の魅力の一つとして発信したい」と述べた。

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