慧日寺が育てた仏都会津 若松・福西本店で「興福寺展」連携講座

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
意見交換する(左から)塚本さん、山中さん、赤坂館長

 奈良・興福寺の寺宝を展示する福島復興祈念展「興福寺と会津~徳一(とくいつ)がつないだ西と東」(福島民友新聞社、福島中央テレビ、県立博物館でつくる実行委員会主催)開催を前に、仏都会津への理解を深める講座「仏都会津を知ろう1 慧日寺復元」が18日、会津若松市の商業文化施設「福西本店」で開かれた。

 福西本店と同博物館による「ふくにし・けんぱく連携講座」の一環で、福西本店を運営する会津若松まちづくり株式会社が主催。平安時代初期、興福寺から会津の地を訪れた高僧・徳一がもたらした信仰・文物から花開いた会津の仏教文化を知る講座で第1回は徳一を開祖とする磐梯町の慧日寺をテーマとした。

 同町教委文化課主任主査・磐梯山慧日寺資料館学芸員の山中雄志さんが慧日寺の発掘や金堂再建、薬師如来像復元の経過を語り、「徳一は古くから信仰を集めていた磐梯山の近くに慧日寺を開き、創建時に大掛かりな整備を進めたと考えられる。会津の仏教は盛んになり、長く信仰が受け継がれた」と語った。

 県立博物館の塚本麻衣子副主任学芸員は仏像の表情の変化などを語り、赤坂憲雄館長を加えた対談形式の講座も開かれた。

 県立博物館で7月6日開幕

 福島復興祈念展「興福寺と会津~徳一(とくいつ)がつないだ西と東」は7月6日~8月18日に県立博物館(会津若松市)で開かれる。