牛管理システム発売へ 日本全薬工業、行動データ測定し通知

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 動物用医薬品製造・販売の日本全薬工業(福島県郡山市、ゼノアック、福井寿一社長)と、システム開発などを手掛けるリコーインダストリアルソリューションズ(横浜市、竹本浩志社長)は19日、畜産農家向けの牛の管理システム「リコー・カウトーク」の販売に関する協業契約を結んだと発表した。今夏にも正式発売する予定。

 同システムは、牛の首に取り付けたセンサーが「反すう、活動、休息」の三つの基礎行動を24時間測定し、取得データを専用アプリを通じてスマートフォンなどに通知する仕組み。従業員らが牛の体調変化を見逃さずに即時に共有でき、健康管理に役立てられる。牧場の作業予定を一元管理できるため、業務効率化にもつながる。

 リコーインダストリアルソリューションズがシステムを開発し、昨年夏から畜産農家などで実証を進めていた。販売の見通しが立ち、同システムを広く普及させるため、動物用医薬品の分野で国内トップシェアの販売網を持つゼノアックと契約を締結した。

 両社によると、国内の畜産農家の減少は、牛の頭数減少の3倍近いスピードで進んでおり、農家1戸当たりの飼養頭数は増え続けている。こうした状況を受け、農家の目の行き届かない時間にも、現場の情報を把握できるシステムを導入することで、経営損失の低減や業務効率化に役立ててほしいとしている。

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