伊藤若冲展、来場者「5万人」突破! 福島県立美術館で開催中

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小沢会長(左手前)の発声で乾杯をする出席者=19日午後、福島市

 福島市の県立美術館で開催中の「東日本大震災復興祈念 伊藤若冲(じゃくちゅう)展」は19日、来場者が5万人を突破した。

 節目の5万人目となったのは、仙台市の佐藤雅子さん(69)と春香さん(41)親子。県立美術館の早川博明館長が記念品と図録を2人に手渡した。雅子さんは今月上旬に一度来場して展示に魅せられ、娘を誘って再び来場した。

 春香さんも若冲ファンで「とても楽しみにしていた展示。幸運も重なってうれしい」と笑顔を見せた。雅子さんは「今度は主人も誘ってきます」と3度目の来場を計画していた。

 若冲展は午前9時30分~午後5時。チケットは一般1500円、学生1100円、高校生以下と障害者手帳を持っている人は無料。毎週月曜休館(29日、5月6日は開館)。

 若冲料理と県産ワイン 公式レセプション

 福島市の県立美術館で開催中の「東日本大震災復興祈念 伊藤若冲(じゃくちゅう)展」の公式レセプション「ワインとアートの夕べ」が19日、福島市の少人数向け結婚式場「ミノリエ」で開かれた。参加した約50人が、江戸中期の画家伊藤若冲(1716~1800年)にちなんだ料理や県産ワインを味わいながら若冲作品の解説に聞き入った。

 福島民友新聞社とふくしまワイン広域連携協議会の主催。福島民友新聞社の五阿弥宏安社長が「こうしたイベントを通じて多くの人が福島に集う機会をつくっていきたい」とあいさつ。同協議会長を務める小沢喜仁福島大共生システム理工学類教授の発声で乾杯し、参加者たちは和やかに歓談した。

 ミノリエのシェフ国岡弘益さんは、若冲が青物問屋の4代目で「果蔬涅槃図(かそねはんず)」など野菜を多く描き、鶏を描いた作品も多いことにちなみ、県産の野菜や鶏肉をふんだんに使った料理を用意したことを説明。「若冲とコラボして福島の食材の良さを伝えられればうれしい」とあいさつした。

 ふくしま逢瀬ワイナリー(郡山市)いわきワイナリー(いわき市)ふくしま農家の夢ワイン(二本松市)などのワインが提供された。県美術家連盟の斎藤勝正会長が若冲作品の解説を行った。