常磐線「Jヴィレッジ駅」開業 21年ぶり新駅、聖地へ徒歩2分

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JRの新駅「Jヴィレッジ駅」に到着した一番列車から降りる乗客ら

 Jヴィレッジの全面再開に合わせ、最寄り駅となるJR常磐線の新駅「Jヴィレッジ駅」が20日、開業した。常磐線の新駅は1998(平成10)年以来21年ぶりで、県内では2017年4月に開業したJR磐越西線郡山富田駅以来2年ぶり。

 開業初日は午前8時15分ごろ、水戸(茨城県)発の一番列車が5両編成で到着。歓迎の横断幕を掲げた地元住民らに迎えられ、乗客約500人が真新しいV字形のホームに降り立った。構内にサッカー日本代表の応援歌「アイーダ」が流れる中、完全復活を果たしたサッカーの聖地へ徒歩で向かった。

 新駅は木戸(楢葉町)―広野(広野町)間にあり、改札からJヴィレッジ敷地まで徒歩約2分。Jヴィレッジなどで開催されるイベントに合わせて乗り降りできる臨時駅となる。

 便利な新駅「名所に」

 Jヴィレッジから徒歩約2分の場所に20日開業したJR常磐線の新駅「Jヴィレッジ駅」。交通利便性が向上したことでサッカーの聖地はより身近な存在となり、関係者は一層の地域振興へ期待を膨らませた。

 改札前の広場ではセレモニーが行われた。内堀雅雄知事は「新たな駅はこの地域の振興に大きな意味を持つ」と駅の利用促進に取り組む考えを示した。双葉地方町村会長の伊沢史朗双葉町長も「浜通りのにぎわいの拠点となる」と期待した。出席者は地元の小学生とともにテープカットやくす玉開きをし、双葉地域の新しい顔となる駅の誕生を祝った。

 構内には、サッカーの日本代表がワールドカップや五輪で優勝すればトロフィーのレプリカを飾れるという目標を掲げた台座やサッカーのゴールポストをモチーフにした事務室がある。

 一番列車でホームに降り立った水戸市の会社員、男性(48)は「聖地にふさわしい造りの駅。鉄道ファンにとっては名所になるはず」と声を弾ませた。

 新駅はイベント時に乗り降りできる臨時駅で、21日~5月6日は上下線各5本の列車が停車する。

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