貝殻を抗菌素材に いわきの素材メーカーが商品開発

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貝殻を材料に作られた抗菌作用のある素材

 素材メーカーのトラスト企画(いわき市)は産業廃棄物となる貝殻を使った商品開発に取り組む。

 同社は二枚貝の貝殻が古くから土壌改良や抗菌剤として使われていたことに着目。粉末などをさまざまな製品に混ぜることで抗菌効果のある器や包装材が作れるという。

 福島県では東日本大震災以降、貝殻の量が少ないため、貝殻の入手ルートを模索していたところ、ひまわり信用金庫(同市)の橋渡しで、有償で貝殻を廃棄していた藤代商店との提携が決まった。

 素材メーカーがトラスト企画の粉末などを使用し、器などの試作品を完成させているという。同社の宮野悦甫社長(74)は「衣食住の各分野で活用し、商品を作っていきたい」と話している。