シグマ、工場新設 福島・磐梯、20年5月稼働目指す

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新工場の完成予想図

 磐梯町に国内唯一の工場を置くレンズ、カメラ製造のシグマ(川崎市)は同町の会津工場に組み立て工場を新設する。25日に着工し、2020年5月の稼働を目指す。

 新工場棟は敷地内南側の旧工場跡地に建設する。鉄筋造りで地上4階建て。建築面積約2300平方メートル、延べ床面積は約6700平方メートル。

 1階から3階に既存工場の設備を再配置し、電子基板の実装ラインを新しくしてより高性能な多種類のレンズなどを一貫生産する。

 工場新設は、高級カメラを巡る競争の激化を受け、キヤノンやニコンが、プロなどの重視する交換レンズの充実をアピールしているのが背景にある。

 シグマは両社製品と互換性があるレンズを製造している。またライカ、パナソニックと協力関係を構築し、フルサイズミラーレスカメラやレンズの開発を進めていることからも会津工場の生産力の向上が必要となった。

 半沢竹雄工場長(63)=会津若松市出身=は「レンズは月産約8万本。より高いニーズに応えた、付加価値の高い、メード・イン・会津の製品を送り出したい」と話している。