双葉町「線量検証委」設置 田中氏委員長、10月にも結果まとめ

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
町内の復興状況などを確認する田中氏(中央)ら=双葉町・両竹公民館

 東京電力福島第1原発事故に伴い全町避難の続く双葉町は23日、来年3月末ごろまでを目標とする一部地域の避難指示解除に向け、町内の空間放射線量や除染の効果を検証する委員会を設置した。委員長には、前原子力規制委員長の田中俊一氏(工学博士)が就いた。

 委員は放射線などの専門家5人で構成。帰還困難区域に再び人が住めるよう整備する特定復興再生拠点区域(復興拠点)や避難指示解除準備区域の状況を重点的に検証し、夏に中間報告、10月ごろに検証結果を取りまとめる。

 町は、復興拠点内のJR双葉駅周辺と同準備区域の先行解除、復興拠点内の立ち入り規制の緩和を目指しており、検証結果や社会インフラの復旧状況などを踏まえ、国や避難指示の解除に向けた検討を進める。

 この日の第1回委員会では、委員が復興拠点内や同準備区域などを視察。同準備区域の両竹公民館で、中野地区復興産業拠点の整備状況などを確認した田中氏は、報道陣の取材に「町に住民が戻ってもらえるよう、準備を手伝っていきたい」と述べた。

おすすめPickup!ニュースの『玉手箱』

【 参院選ニュース一覧 】 福島選挙区に「3人」立候補