福島県「森林」放射線量は75%減 平均0.23マイクロシーベルト

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 県が県内の森林1300カ所の空間放射線量を調査した結果、原発事故直後からの経年変化を観測できる362カ所の平均値は3月現在で毎時0.23マイクロシーベルトとなり、2011(平成23)年8月より約75%低減した。

 県が24日に福島市で開いた調査結果などに関する説明会で示した。362カ所のうち、国が除染の目安としている毎時0.23マイクロシーベルト未満の割合は64%(233カ所)で、昨年3月から7カ所増加。毎時1マイクロシーベルト以上は0.5%(2カ所)となり、県は「放射性物質の半減期に従って線量が低下している」と分析した。

 1300カ所の地区別の線量は県北が毎時0.04~1.57マイクロシーベルト、県中が同0.05~0.42マイクロシーベルト、県南が同0.05~0.26マイクロシーベルト、会津が同0.04~0.10マイクロシーベルト、南会津が同0.03~0.09マイクロシーベルト、相双が同0.09~3.53マイクロシーベルト、いわきが同0.05~1.18マイクロシーベルト。

 林産物には種類差

 県は国が出荷制限を指示している林産物の放射性物質に関する調査で、山菜や野生キノコの種類、地域によって濃度に差がある状況も報告した。

 野生キノコは樹木と共生するマツタケなどの「菌根菌類」より枯れた木に自生するシイタケなどの「腐生菌類」の濃度が低いという。県は会津地方の腐生菌類を中心に出荷制限解除に向けた調査を継続する。

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