白虎隊士しのぶ、会津高生が剣舞奉納 飯盛山で墓前春季祭典

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鎮魂の祈りを込めて剣舞を奉納する会津高の生徒

 戊辰戦争で散った会津藩士らを慰霊し、藩士の功績を顕彰している「会津弔霊義会」(芳賀公平理事長)は24日、会津若松市の飯盛山で白虎隊士墓前春季祭典を行い、義を貫き、若くして会津の地に散った白虎隊士をしのんだ。

 祭典は「会津飯盛山白虎隊士墳墓域」が2月に国の登録記念物(遺跡関係)に登録されて以来初めて。会員や白虎隊士遺族、関係者ら約130人が参列した。

 献茶・献菓、祝詞奏上に続き、芳賀理事長が「白虎隊士は会津士魂を象徴する存在。少年の愚直な心は会津武士の生きざまを表している。(白虎隊士の)精神的遺産を歴史とともに後世に伝えていかなければならない」と祭文を読み上げた。室井照平市長らが玉串をささげた。

 会津高剣舞委員会による剣舞奉納も行われ、白虎隊士と同じ19人の男子生徒が吟者に合わせ、鎮魂の祈りを込めた剣舞を披露した。委員長の生徒(3年)は「(白虎隊士と)同じ世代が剣舞を奉納することに意義がある。舞と心を統一させることを意識した。伝統と歴史を後輩につないでいきたい」と話した。