米国「若松コロニー」跡地で合唱 会津訪米団が6月披露へ

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結団式でおけいの子守唄を披露する訪米団員

 戊辰戦争終結後に会津から米カリフォルニア州に渡った農業開拓団の入植地「若松コロニー」跡地を訪れ、現地に記念碑を建立する若松コロニー150周年記念会津訪米団は34人(男性9人、女性25人)となった。会津アルテ女声合唱団や会津第九の会のメンバーも参加しており、現地では「おけいの子守唄」や「おけいの墓」なども合唱する。

 コロニー跡地には、日本人女性初の米国移民で故郷を思いながら19歳で死去した「おけい」の墓がある。

 訪米団は6月7日から渡米し、会津藩が最後まで貫いた「義」の文字を刻んだ記念碑を現地に建立する。約60センチの会津産「磐梯石」に文字を刻み、現地に運ぶという。

 台座も含めた高さは約1.5メートルになる。義の文字は会津松平家15代当主となる松平親保さん(20)が揮毫(きごう)し、松平さんは訪問団の団長も務める。訪問団一行は現地で開かれる記念行事「ワカマツフェスタ150」にも参加する。

 訪問団員の旅行説明会は25日までに、同市の会津稽古堂で開かれ、日程などを確認した。訪米団実行委員長でおけい顕彰会長の渡部毅さんは「先人の苦労を次世代に語り継ぐ大切な記念碑になる」と訪米の意義を語った。