クマに襲われ姉妹2人重軽傷 親族と山菜採り、会津美里の山林

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会津美里町の現場付近

 28日午前9時50分ごろ、会津美里町東尾岐の山林で、山菜採りをしていた女性2人がクマに襲われ、埼玉県の女性(66)が顔面を引っ掛かれるなどの重傷を負った。一緒にいた会津若松市の妹(62)も左腕をかまれて軽傷。2人とも命に別条はないという。

 会津若松署会津美里分庁舎によると、クマは体長約1メートル。2人の前に突然現れ、襲った後、すぐに山林内に逃げたという。

 姉妹はほかの親族2人と計4人で朝から山菜採りをしていた。残る2人も近くにいたが無事だった。妹が携帯電話で119番通報した。

 事故を受け、同署はパトカーで現場周辺の警戒を行ったほか、町は広報車や防災無線などで注意を呼び掛けた。

 現場は、町役場高田庁舎から南に十数キロ離れた場所で、2人が襲われたのは、県道湯ノ上会津高田線から東に約1キロ入った山林内とみられる。

◆県内の目撃は21件

 県内では4月以降、クマの目撃情報が増えている。

 県警によると、25日現在の目撃件数は前年同期比11件増の21件。県自然保護課によると、今年に入りクマによる人的被害は県内で初めてになるという。

 冬眠が明けたクマがえさを探そうと活動が活発になる時期で、同課の担当者は「山に入る際は一人ではなく複数人で、クマに存在を知らせるクマ鈴を身に着けてほしい。目撃情報があった場所への入山は控えてほしい」と注意を呼び掛けている。

 県警によると28日は、郡山市湖南町の畑と西会津町睦合の国道49号でそれぞれクマ1頭を目撃したとする通報があった。

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