若冲展、春観光の起爆剤 バスツアー客、福島の魅力を楽しむ

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大型バスで若冲展が開催されている県立美術館を訪れた首都圏のツアー客ら=28日午後

 福島市の県立美術館で開催中の「東日本大震災復興祈念 伊藤若冲(じゃくちゅう)展」は28日、10連休最初の日曜日とあって大勢の人が訪れた。

 福島県の観光地を巡るツアー客も目立ち、若冲展が本県の春観光を盛り上げる"起爆剤"となっている。

 この日は首都圏などからツアー客約10団体が大型バスなどで訪れ、若冲作品の魅力に触れた。ツアーは県内各地の花の名所や鶴ケ城(会津若松市)なども巡る行程で、参加者からは「若冲とともに、福島の自然や魅力を味わえた」との声があった。

 若冲展は5月6日までの会期中、休館日はない。時間は午前9時30分~午後5時。チケットは一般1500円、学生1100円、高校生以下と障害者手帳を持っている人は無料。

◆花見山の来訪者数が好調

 「桃源郷」と称される福島市の花見山公園への3~4月の来訪者数が好調だった。

 市によると、今月13日には1日の来訪者数としては震災後最多となる3万人超の来訪者を記録した。昨年は桜の開花時期が早まった影響で、来訪者数が落ち込んだが、今年は昨年を上回るペースで来訪者が訪れている。

 市担当者は「若冲展のツアー客や、花見山と若冲展をセットで鑑賞する観光客が多かった。相乗効果が生まれ、若冲の人気の高さを実感した」と語った。