前天皇陛下が退位...『最後のお言葉』 記帳所で福島県民ら感謝

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 85歳の前天皇陛下は4月30日限りで退位し、上皇となった。前天皇陛下は30日夕、皇居・宮殿で代替わりの重要儀式「退位礼正殿(せいでん)の儀」に臨まれた。前陛下は在位中最後となるお言葉で「象徴としての私を受け入れ、支えてくれた国民に、心から感謝します」と述べた。また、「即位から30年、これまでの天皇としての務めを、国民への深い信頼と敬愛をもって行い得たことは、幸せなことでした」と振り返った。

 県内では30日、一部自治体が前天皇陛下の退位などに合わせた記帳所を設けたほか、平成を振り返る催しも行われた。人々は「令和」への期待を膨らませ、過ぎゆく時代を惜しんだ。

 喜多方市役所に設置された記帳所には、多くの市民や観光客が訪れた。家族で記帳を行った男性(70)は「前天皇、皇后ご夫妻は震災後、福島を何度も訪問いただいた。感謝の気持ちでいっぱい」と本県復興に思いを寄せ続けた前陛下への感謝を口にした。また、福島市の福島中央郵便局で、平成の日付が入った押印をもらった桑折町の男性(66)は「平成は震災など災害が多かった。令和は平和な時代になってほしい」と願った。

 1日は新天皇即位を記念して県庁などにも記帳所が設置されるほか、「令和」の記念押印も県内17郵便局で行われる。

 各地の神社は平成が記された「ご朱印」を求める参拝者でにぎわった。福島市の福島稲荷神社には30日午前9時の受け付け開始から多くの参拝者が訪れた。「平成三十一年四月三十日」の日付が入ったご朱印を受けた同市の男性(41)は「縁起を担いで平成最後のご朱印をもらいにきた。令和は希望あふれる時代になってほしい」と期待した。

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