伊藤若冲展「鍾馗図」に成長願う 後期展、端午の節句にゆかり

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鍾馗図(右)を鑑賞する梅宮さん一家

 福島市の県立美術館で開催中の「東日本大震災復興祈念 伊藤若冲(じゃくちゅう)展」には連休を楽しむ家族連れが来場している。間もなく迎える端午の節句(5月5日)にゆかりが深い、悪鬼を退治する守り神・鍾馗(しょうき)を描いた「鍾馗図」や「鯉(こい)図」など季節感ある作品が並ぶ。

 このうち鍾馗図は、後期展から公開された作品で、濃いひげと大きな目が特徴的だ。端午の節句に合わせて、京都の商家の床の間に掛けられたとみられる。

 家族で訪れていた会津美里町の梅宮孝裕さん(42)は鍾馗図をじっくりと鑑賞した。梅宮さんは「子どもが健やかに成長してほしい」と願いを込める。優孝さん(12)=本郷中1年=は「勉強や運動をしっかり頑張る」と意気込んだ。

 若冲展は会期中は無休。時間は午前9時30分~午後5時。チケットは一般1500円、学生1100円、高校生以下と障害者手帳を持っている人は無料。