「記帳」続々!祝賀ムード 新時代に夢や決意...平和の願い込め

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
令和最初の日に、新天皇即位を祝って記帳する家族=県庁西庁舎

 令和の時代が幕を開けた1日、県内は祝賀ムードに包まれた。各地に設けられた記帳所には多くの人々が詰め掛け、植樹などの改元を記念する催しも行われた。多くの県民の願いとともに、時代を担う新しい命も次々と誕生。「災害のない、平和な時代に」。県民の夢や希望をのせて新しい時代が動きだした。

 天皇陛下の即位に伴い、県庁西庁舎1階の玄関ロビーに設置された記帳所にはこの日、200人を超える県民が訪れた。午前8時45分の開場を待ち切れずに訪れる県民の姿もあり、東日本大震災後の本県に心を寄せる天皇、皇后両陛下への謝意や新時代への期待を筆に込めた。

 福島市の相楽歩音さん(13)=福島一中1年=は父望さん(49)とともに記帳所を訪れた。震災など大規模災害が相次いだ平成を踏まえて「令和は災害の少ない時代であってほしい」と話す。絵を描くのが好きで中学校では美術部に入ったといい、「創作活動を一層頑張りたい」と、学校生活の希望を新時代に重ねた。県は7日にも県庁西庁舎と県内各地方振興局(県北除く)に記帳所を設置する。

 本宮市役所の記帳所には、午前9時の開設前から市民が列を作った。同市の野地照代さん(77)は「令和も戦争のない平和な時代が続くことを心から願いたい」と話す。また、会津若松市の記帳所を訪れた同市のパート従業員酒井雅子さん(64)は「孫など若い世代の人が平和で穏やかに過ごせるような日本でいてほしい」と願った。

 昭和天皇崩御に伴い、自粛ムードに包まれた昭和から平成への改元とは異なり、初の10連休中の県内観光地では、新時代幕開けを祝う催しも多く行われた。「恋人の聖地」に選ばれている田村市のあぶくま洞では、改元を記念して先着31組のカップルに特産品を配布。群馬県から帰省中という会社員迎田泰さん(24)と公務員河合有希さん(23)は「令和の実感が湧いてきた。楽しい時代になれば」と話した。