俳人・松尾芭蕉モチーフに作家競演 福島・医王寺で特別展開幕

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本県ゆかりの作家4人の作品などを紹介する特別企画展

 福島市飯坂町平野の医王寺にある宝物殿「瑠璃光殿」で7日、特別企画展「ふくしまに松尾芭蕉がやってきた~おくのほそ道の旅路」が開幕した。俳人松尾芭蕉や芭蕉の旅の風景をモチーフにした本県出身の作家4人の作品を中心に墨彩画など約30点を紹介している。7月12日まで。

 芭蕉来福330年を記念し、同寺が主催した。伊達市梁川美術館、俳句で飯坂を元気にする会の協力。県内で初めて芭蕉像を造ったとして知られる彫刻家太田良平(伊達市梁川町出身)が手掛けた木彫の芭蕉像「夢」や画家米倉兌(とおる)(福島市出身)の「おくのほそ道」シリーズから墨彩画「帋幟(かみのぼり)」、日本画家小林五浪(会津坂下町出身)の墨彩画「佐藤公の墓前に向かう」、郷土画家渡辺雄峰(福島市出身)の墨彩画「医王寺」などを展示。寛政年間以前の姿を写したものとみられる「医王寺境内古図」や県指定重要文化財の「鍍金装笈(ときんそうおい)」など同寺所蔵の宝物も展示している。拝観者は330年前にこの地に立った芭蕉に思いをはせていた。

 時間は午前8時30分~午後5時。拝観料は大人(18歳以上)300円。