「伊藤若冲展」閉幕、来場者は11万6000人 最終日もにぎわう

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
最終日も大勢の来場者でにぎわった会場=6日、福島市・県立美術館

 福島市の県立美術館で3月26日から開かれてきた江戸中期の画家伊藤若冲(じゃくちゅう)(1716~1800年)の展覧会「東日本大震災復興祈念 伊藤若冲展」は6日、閉幕した。最終日も県内外から大勢の人が訪れ、若冲の魅力を心行くまで味わった。来場者数は約11万6000人となった。

 前期と後期で作品の一部を入れ替え、約110点を展示した。墨の濃淡だけで描いた若冲の緻密な表現や作品ごとに見せる違った一面を余すことなく紹介した。会場内の音声ガイドは郡山市出身の俳優西田敏行さんが務めた。

 会期中は同展監修の狩野博幸さん(京都国立博物館名誉館員)の講演会も開かれた。何度も足を運んだファンも多く、最終日は内堀雅雄知事がプライベートで来場。3回目の対面となる作品に内堀知事は「回数を重ねるごとに若冲との距離が近づいた。生涯にわたって活躍した偉大な先輩は最高の手本だと幾度も実感した」と鑑賞を楽しんだ。

 展覧会は福島民友新聞社と県、県教委、県立美術館、福島中央テレビでつくる実行委員会の主催。福島民友新聞創刊125周年記念事業、福島中央テレビ開局50周年記念事業。