運動会を「突風」襲う...12人けが 鏡石一小、テント飛ばされる

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テントが飛ばされた現場を調べる署員ら=11日午後2時45分ごろ

 11日午後0時55分ごろ、鏡石町の鏡石一小で、「つむじ風で運動会のテントが飛ばされ、けが人が出た」と同校から119番通報があった。須賀川署と須賀川地方消防本部によると、運動会に参加していた3~6年生の男児6人と女児5人、保護者の30代男性の計12人が軽いけがをした。

 同署などによると、同日午後0時40分ごろ、突風で日よけ用に設置していたテントや折りたたみの椅子などが飛ばされたという。けがをした12人のうち、飛ばされたテントの支柱などが頭に当たるなどした、児童8人と男性の計9人は病院に運ばれた。同署が原因などを調べている。

 同校によると、テントは応援席にいる児童の熱中症対策として10基ほど設置されており、事故当時は昼食時間中だった。テントの支柱ごとに重りとして土のうを設置し、風で飛ばないように固定していたという。

 事故を受け、同校は運動会を中止。服部秀夫校長は「あのような突風は見たことがなかった。このような事態が起きてしまったので、対策を取らなければいけないと考えている」と話した。

 「逃げろ」昼食中パニック

 「みんな、逃げろー」。昼食時間中の校庭には児童らの悲鳴が響き、パニック状態となった。5年の女子児童は「怖くて泣いている子もいた。先生や保護者が大きな声を上げ、校庭の真ん中に避難した」と発生当時を振り返った。

 運動会には児童約570人が参加し、教職員に加えて大勢の保護者が子どもたちに声援を送っていた。昼食中だったという保護者の女性は「どうしていいか分からずパニックになった」と表情をこわばらせた。別の保護者の男性は「まさか身近な学校でこんなことが起きるとは」と神妙な面持ちで話した。

 また、弟の応援に訪れていた女性は「つむじ風が発生したと思ったら、1~2分もしないうちに大きくなり、テントを吹き飛ばした」と当時の様子を克明に語った。

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