急ピッチ!若松コロニー150年「記念碑」制作 米で6月除幕へ

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制作が進む、若松コロニー跡地に建立される記念碑

 戊辰戦争終結後に会津から米カリフォルニア州に渡った農業開拓団の入植地「若松コロニー」跡地に建立される記念碑の制作が急ピッチで進んでおり、14日にも完成する。完成した記念碑は現地に送り、6月8日に跡地で除幕式を行う。

 コロニー跡地には、日本人女性初の米国移民で故郷を思いながら19歳で死去した「おけい」の墓もある。記念碑建立は、入植150周年の節目に合わせた会津訪米団実行委員会(実行委員長・渡部毅おけい顕彰会長)の事業で、会津からの訪米団34人が6月7日から渡米、現地で開催される「ワカマツフェスタ150」に参加する。

 記念碑の素材は会津産の「磐梯石」。磐梯山東側で採れる安山岩で、耐久性や耐火性に優れるため、初代会津藩主保科正之や歴代会津藩主の墓所にも使用されている。会津松平家15代当主となる松平親保(ちかもり)さん(20)が会津藩が愚直に貫いた「義」の文字を揮毫(きごう)した。松平さんは訪問団の団長も務める。

 記念碑制作を請け負った会津若松市のアートマイスター石彩工房トライでは、添田善行社長が機械を使わない「手切り」で文字を刻んでいる。台座を含めた高さは約1.5メートルになる予定で、日本人移民史の原点を示し、日米の絆のシンボルとなる。