松尾芭蕉の旅路...版画でたどる 訪問地・須賀川で小野塚虎男展

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小野塚さんの作品が並ぶ版画展

 江戸時代の俳人松尾芭蕉が330年前に「おくのほそ道」の旅に出発したとされる3月27日(陽暦5月16日)に合わせ、芭蕉来訪330周年を記念した版画展「芭蕉 おくのほそ道 小野塚虎男展」が16日、須賀川市芭蕉記念館で始まった。おくのほそ道の名場面を描いた作品が並び、来場者が芭蕉の旅路に思いをはせている。入場無料。6月16日まで。市の主催、福島民友新聞社の後援。

 芭蕉は須賀川俳壇の祖とされる相楽等躬(とうきゅう)と交流があり、おくのほそ道で須賀川を訪れた際、等躬の邸宅に1週間滞在したといわれる。

 会場には、同市南町で家業の商店を営む傍ら、独学で版画を学んだ故小野塚虎男さん(1919~96年)の作品12点を展示。芭蕉がおくのほそ道で詠んだ句とともに、その情景を素朴な画風で表現した作品が並んでいる。

記念切手も展示 併せて、1987(昭和62)~89年に発行された記念切手「芭蕉来訪300年記念 奥の細道シリーズ」も展示している。吟詠地をモチーフとした絵に書を添えた切手を通し、おくのほそ道の句を芭蕉の足跡に沿って楽しめる。

 時間は午前9時~午後5時。月曜日休館(月曜日が祝日の場合、その翌日休館)。