相馬のオムライス...『日本一』挑戦! キッチンポテ・門馬さん

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「日本一を目指す」とフライパンを振る門馬さん

 相馬市のレストラン「キッチン ポテ」代表門馬秀光さん(44)が18、19の両日、東京都のアーバンドックららぽーと豊洲で開かれる日本一のオムライスを決めるコンテスト「カゴメ オムライススタジアム」に東北代表として出場する。全国大会への挑戦は2度目で、門馬さんは「東北の小さな店が頂点に立つのは夢がある。今度こそ日本一を目指したい」と力を込める。

 「『オムライス』といったら『キッチン ポテ』と言われたい」。そう思うようになったのは、相馬市に店を構えてから4年後の2004(平成16)年ごろだった。目玉メニューの必要性を感じ、ネット検索すると洋食の一番人気がオムライスだった。試行錯誤を始め、店オリジナルの鶏肉の唐揚げにニンニクを加えると絶妙な味になった。その後も改良を続けているが、ガーリックチキンは当時誕生した味を維持している。

 店は沿岸部だったが、運良く震災による津波の被害は少なかった。心機一転を図る中で、15年に開かれた第1回オムライススタジアム出場の誘いがかかる。見事に東北大会を勝ち抜き東北代表となった。全国では、提供数の問題などもあり1位は逃したが手応えはつかんだ。

 4年ぶり2度目の全国大会となる。「ガーリックチキンとトロ玉ダブルチーズのオムライス」を提供する。ニンニクの香り引き立つチキンライスに、ケチャップを全ての工程で使用、本県産のコメや卵、肉などを使っている。

 「少しは自信が持てるようになったかな」。客が連日、オムライスを平らげた皿をスプーンで「カチン」「カチン」と鳴らす音を原動力にしているという。「今できる最高のオムライスで勝負してきたい」。大会へ向け、門馬さんは勢いよくフライパンを振る。