「先行解除」1.1キロに拡大へ 帰還困難区域の夜ノ森駅周辺道

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 来年3月までに予定されるJR常磐線の全線再開通に合わせ、富岡町は帰還困難区域のうち夜ノ森駅東側の町道と県道の合わせて約1.1キロの避難指示を先行解除する案をまとめた。これまで町は先行解除の範囲を同駅周辺の町道約600メートルとする方針だったが、住民らの利便性や安全の確保に向け約2倍に拡大した。

 先行解除する方針の約1.1キロは、再び人が住めるように整備する「特定復興再生拠点区域」(復興拠点)に含まれ、国が除染を進めている。同駅東側を南北に走る町道と駅前の県道のほか、常磐道常磐富岡インターチェンジ方面に抜ける町道も解除する予定。車約30台が駐車できる駅前の町営駐車場も利用できるようにする。各道路はいずれも片側1車線。通行者は道路周辺には原則立ち入れないため道路沿いにバリケードを設置する方針。

 町は2月に駅に最寄りの町道のみを先行解除する方針を議会に示していた。ただ、幅の狭い道路のため、議員からは混雑や通行者の安全確保を懸念する声が上がり、町が見直しを進めてきた。町は6月にも新たな先行解除の範囲案を議会と国に示す予定。

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