土湯温泉に新観光施設 「湯楽座」と「湯愛舞台」開所へ

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こけし制作体験などイベントに使用できる「土湯温泉観光交流センター『湯愛舞台』」

 東日本大震災を機に、官民一体で復興再生を進めている福島市の土湯温泉で24日、廃業旅館を利活用して整備した土湯温泉まちおこしセンター「湯楽座(ゆらくざ)」、土湯温泉観光交流センター「湯愛舞台(ゆめぶたい)」が開所する。新たな観光2施設の開所で、温泉街のにぎわい創出や観光誘客が期待される。

 市と地元が都市再生整備計画に基づき2014(平成26)年度から廃業旅館跡地の整備を進め、公衆浴場「中之湯」を開所させたり、ポケットパーク設置や街並み修景などを実施してきた。締めくくりとして今回の2施設が開所し、5カ年にわたる計画が完了を迎える。

 ◆地場産品販売とレストラン、こけし絵付けも

 「湯楽座」は土湯温泉観光協会による観光案内所と地場産品展示販売コーナー、レストランが入り、宿泊もできる。「湯愛舞台」は土湯こけしなどの伝統文化の紹介、広域的な観光案内、こけしの絵付け体験ができる。24日は開所式後の午前11時からオープンする。

 土湯温泉観光協会の加藤貴之会長は「大打撃を受けた土湯温泉の復興に向け、官民一体で進めた5カ年計画の完了は感慨深い。建物が完成して終わりでなく、むしろ土湯温泉の復興はこれからが本番。土湯温泉の元気な姿を全国に発信していきたい」と意気込んだ。

 ◆25、26日に復興祭

 2施設の開所を受け、25、26の両日午前10時から、復興祭イベントが開かれる。温泉街全域を利用したウオークラリーや、中心部を歩行者天国にしたイベントに加え、午後8時からは花火を打ち上げる。

 問い合わせは土湯温泉観光協会(電話024・595・2217)へ。