「チームK」感謝のダンスで日本一 全国JDAコン・中高生部門

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中高生の部全国優勝を果たしたチームKのメンバー

 ダンス文化の発展と、ダンサーや振付師の育成を目指す「第30回全国JDAダンスコンクール」の中学生・高校生部門で、本県から出場したエクスプレションD.S.所属「チームK」が優勝した。ソロ出場したいわき市の会田もえさん(三和中3年)が3位入賞を果たした。

 リーダーの岩永弥那美さん(泉中2年)は「優勝は先生や保護者のおかげ」、会田さんは「自分の思いを審査員に届けられた」と喜びを語った。

 コンクールは日本ジャズダンス芸術協会の主催で3日、東京都で開かれた。ジュニア、中学生・高校生、一般の3部門で実施。中学生・高校生部門には本県などで開かれた予選を勝ち上がった計23のチームとソロ選手が出場した。

 いわき市や福島市の中学、高校生9人で出場したチームKは「No!give up~スランプからの脱出~」と題した作品を披露。東京五輪で挫折した選手やその感情の起伏をダンスで表現した。3部門の中で最も優れたダンスを披露したチームに贈られる群舞賞も受けたほか、岩永さんが第30回記念大会特別賞近藤玲子賞に輝いた。

 会田さんは「涙が蝶(ちょう)に変わる時」をテーマに踊った。流した涙が美しいチョウになって羽ばたいていく過程を滑らかな動きで表現。予選の県支部大会で最高賞のグランプリを勝ち取った実力を見せた。

 いわき市のアリオスで19日に開かれた報告会では、団体の指導者で演出家の神永宰良さんが選手たちの功績をたたえ、表彰状を手渡した。

 岩永さんは「感謝の気持ちを込めて、最後まで踊り抜けた」と晴れやかな表情。会田さんは「自分と向き合いながら表現力を磨いてきた」と語り、今後の活躍に向けて意気込んでいる。