三春と葛尾が地域間交流協定 共同伝承事業など見込む

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協定書を交わした(左から)佐藤議長、鈴木町長、篠木村長、杉本議長

 三春町と葛尾村は22日、東京電力福島第1原発事故に伴う避難を縁として、地域間交流協定を締結した。教育や文化、産業などさまざまな分野で連携し、地域復興や活性化を目指す。

 同村が全村避難した際、同町が役場機能移転や仮設住宅整備などで協力した。以来、行政や民間などで両町村の交流が広がった。同町には現在も復興公営住宅があり、避難生活を送る村民も多いことから、協定締結でさらなる交流を狙う。両町村は協定の軸に観光や防災を据え、地域活性化イベントでの人的交流や、震災や原発事故の共同伝承事業などを見込んでいる。

 締結式は三春町の三春交流館まほらで行われ、鈴木義孝町長、佐藤弘町議会議長、篠木弘村長、杉本宜信村議会議長が協定書を交わした。鈴木町長は「連携を強化し、地域振興につなげたい」、篠木村長は「交流を復興の一助としたい」と述べた。