来場30万人目標、楽しませる 東北絆まつり「復興の原動力」

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東北絆まつりの成功を誓う(左から)渡辺会頭、木幡市長、小河氏=23日午前、福島市役所

 「東北が力を合わせ復興に向かう今の姿を発信する」。東日本大震災の鎮魂と復興を願い、6月1、2日に福島県福島市で繰り広げる「東北絆まつり」。開幕を間近に控えた23日、実行委員会長の木幡浩市長らが会見で士気を高めた。

 東北6県の祭りが集結する一大イベントは来場者数30万人を目標に掲げており、「支援への感謝を忘れず、福島・東北の魅力で全国の観光客を楽しませる」と意気込んだ。

 「祭りを復興の原動力にし、東北のレガシー(遺産)にする」。木幡市長は復興に向かう東北の現状を見てもらう絶好機と強調。実行委は23日、パレード概要や市役所西側駐車場に置くメイン会場で繰り広げるメインステージスケジュールが掲載された公式ガイドブックの配布を福島市役所などで始め、いよいよの機運が盛り上がる。

 木幡市長は県内各地の祭りや郷土芸能が参加し、来年の東京五輪の開催地・福島をアピールすることも「世界に福島の元気と魅力を発信できる」と期待。会見に出席した実行委員長の渡辺博美福島商工会議所会頭は、東北6県の祭りや食、文化の発信を念頭に「東北が一つになる。まさに『絆』。多くの方に感謝の気持ちを伝えたい」と語った。

 パレードに参加する「福島わらじまつり」は今年、開催50回を節目に刷新され絆まつりで初披露される。注目を集める絶好の舞台に、同じく会見に臨んだ実行委員の小河日出男福島わらじまつり実行委員長は「祭りのにぎやかさを引き出したい」と力を込める。

 3人は、わらじの担ぎ手が着用する新デザインの法被をまとい、明るい表情を浮かべた。