福島県「イノシシ」捕獲3万頭超 過去最多、駆除へ最大限努力

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 昨年度に県内で捕獲されたイノシシが3万頭を超え、過去最多となる見通しになった。24日の県議会政調会で県が示した。県は「個体数の増加に加え、関係団体が駆除に向けて最大限の努力をしたため」と分析している。

 一昨年度以前の過去10年の捕獲数は、2016(平成28)年の2万6130頭が最も多かった。17年度は2万603頭。

 県は3月末、イノシシ管理計画を改定し、県内の推定生息数を約5万頭(2014年度時点)から6万2000~5万4000頭に上方修正した。県は本年度、ICT(情報通信技術)を活用した効率的な生息情報の収集や捕獲に取り組み、個体数の抑制と減少に働き掛ける。

 原発事故後のイノシシを巡っては、頭数の多さなどから捕獲後の処理が問題となり、各市町村が対応に苦慮してきた実情がある。県は「各自治体で専用の焼却炉など施設整備が進んだ。昨年度のイノシシの処理に支障が出たとの話は聞いていない」としている。