県内、異例の暑さ 伊達33.5度、26日も猛暑日予想

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5月としては異例の暑さに、噴水のしぶきに歓声を上げる子どもたち=25日午前11時30分、福島市・十六沼公園

 25日の福島県内は高気圧に覆われて晴れ、各地で今年一番の暑さとなった。福島地方気象台によると、最高気温は伊達市梁川町で33.5度、福島市で33.2度、石川町で32.5度、只見町で31.4度など、県内14の観測地点で今年初めて30度以上の真夏日を記録、27の観測地点で今年の最高気温を更新した。

 体がまだ暑さに慣れていない5月に訪れた「真夏」。26日も福島市で36度など高温が予想され、同気象台は熱中症などへの注意を呼び掛けている。

 気象庁は35度以上になる所があると予想される福島県などに今年初めて「高温注意情報」を発表、異例の暑さに注意を呼び掛けた。

 運動会など子どもが屋外に出る行事も多い時期。県内の各消防本部によると、郡山、いわき、会津若松、須賀川の4市と川内村で25日、熱中症の疑いで10~80代の男女6人が病院に運ばれた。このうち短期の入院が必要な中等症は1人、軽症が5人。

 川内村では午前11時ごろ、70代女性が屋内で体調不良を訴えたほか、郡山市では午後0時10分ごろ、14歳の男子中学生が野球の練習中に意識がもうろうとなったという。

 26日の県内は高気圧に覆われてさらに気温が上がる見通し。福島地方気象台によると、福島市は全国の観測地点で最も高い36度まで上がる見込み。同市では過去、5月として最も気温が高かったのは1988(昭和63)年5月20日の35度で、記録更新の可能性もある。

 このほか郡山、白河の両市で34度、会津若松市で33度、南会津町で31度、相馬市で29度、いわき市小名浜で25度まで上がる見込み。

 福島市の十六沼公園では25日、子どもたちが噴水のしぶきに歓声を上げ、涼を楽しんでいた。