南相馬の復興状況視察 台湾・台北市政府の市長ら訪問

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門馬市長から復興状況などの説明を受ける柯市長(中央)と謝代表(左)

 台湾の台北駐日経済文化代表処の謝長廷(しゃちょうてい)代表と台北市政府の柯文哲(かぶんてつ)市長らは25日、南相馬市を表敬訪問し、交流を深めるとともに東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復旧・復興状況を確かめた。

 南相馬市は2020年東京五輪・パラリンピックに向け、震災時に支援を受けた台湾、ジブチ、米国、韓国に感謝を示しながら交流を図る、復興「ありがとう」ホストタウン推進事業を実施している。

 今回の訪問は、台湾の関係者が24日に富山県で開かれた台日観光サミット参加のため来日したのに合わせ、自治体間の交流促進や防災対策理解などを目的に実施。台湾当局や台北市、台湾メディアの関係者ら約50人が訪れた。

 南相馬市役所で行われた歓迎式で、門馬和夫市長が「震災では台湾から多大な支援を受けた。住民を守る安全・安心のための取り組みについて相互理解を深めたい」と歓迎の言葉を述べたほか、震災・原発事故からの復興状況を説明。

 一行を代表して柯市長が「震災や原発事故からの復旧・復興を通して得た知見を参考にしたい」と謝辞を述べた。一行はその後、市消防・防災センターや福島ロボットテストフィールドを視察した。