土湯温泉再生、計画完了祝う 復興相らウメの木植樹

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ウメの木を植樹する加藤会長(左)、渡辺復興相(右)ら

 土湯温泉町地区まちづくり協議会は26日、震災後5年にわたり官民一体で取り組んできた復興再生計画の完了を記念した式典を福島市で行い、関係者が計画完了を祝うとともに、さらなる復興の推進を誓った。

 計画に伴う整備は2014(平成26)年度に始まり、廃業旅館の活用や街並み修景を進められた。計画のシンボルである観光交流センター「湯愛舞台(ゆめぶたい)」と、まちおこしセンター「湯楽座(ゆらくざ)」が24日に開所し、全事業を終えた。

 式典は湯愛舞台で行われ、約150人が出席。加藤勝一会長らがあいさつ。渡辺博道復興相を交えてウメの木5本を植樹した。

 渡辺復興相は祝賀会で「復興の原動力となる施設が、温泉街のにぎわいにつながることを願う」と述べた。

 首相「活気ある温泉街に」

 安倍晋三首相は26日、福島市の土湯温泉での東日本大震災復興イベントにビデオメッセージを寄せ「もっと多くの観光客が訪れるよう、政府は今後も(東京電力福島第1原発事故などによる)風評払拭(ふっしょく)に向け、取り組む」と強調した。廃業した旅館を改修した観光交流施設が今月オープンしたことに触れ「震災前を上回るような活気あふれる温泉街となることを期待している」と語った。