小林研一郎さん、古里・いわき凱旋 ブダペスト交響楽団を指揮

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ハンガリー・ブダペスト交響楽団を率いた古里での公演を振り返った小林さん(右から2人目)

 世界的指揮者小林研一郎さん(いわき市出身)が率いるハンガリー・ブダペスト交響楽団の全国公演は26日、福島県いわき市のアリオスで開かれた。小林さんは「皆さんの拍手の中で鼓舞できた」と凱旋(がいせん)公演を振り返った。

 日本とハンガリーの外交関係樹立150周年を記念した全国ツアーで国内6カ所目。両国の橋渡し役となってきた小林さんが同交響楽団を指揮した。小林さんが作曲した「ハンガリーへの想い」は国内2カ所のみの演奏で、古里・いわきへの思いも込めて表現した。

 長女の亜矢乃さんと親子で共演するなど、見どころの多い構成で約1400人の聴衆を満足させた。

 公演を終えた小林さんは「熱狂的な時間をもらった。温かい心なしではオーケストラの演奏は浮かび上がらない。感謝でいっぱい」と話した。また、古里での演奏について「期待に添えられるか、ミスをしないかと、妙な恐怖がある。皆さんの協力と拍手が力になった」と思いを述べた。

 実行委員会の主催、いわき芸術文化交流館アリオスの共催、いわき短大の特別協賛、福島民友新聞社などの後援。