普段使いできる食器「にしん鉢」 会津本郷焼・酔月窯が開発

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普段使いできる食器を開発した酔月窯の西田社長

 会津美里町の会津本郷焼の窯元・酔月窯(すいげつがま)が、会津の郷土料理「にしんの山椒(さんしょう)漬け」を作る際に使う「にしん鉢」を改良し、普段使いできる食器を開発した。6月14~23日に会津若松市の商業文化施設「福西本店」で開かれる酔月窯の「本郷焼シリーズ展」でお披露目される。

 にしん鉢はニシンを漬けるために深く、液がこぼれにくいように器の内側に縁が付いているのが特徴。このため山椒漬けを作るための専用の器として使われ、食器として使われることはなかった。

 酔月窯は、にしん鉢のイメージと会津らしさを残しながら普段使いできる食器へのアレンジを模索し、大きいタイプ、小さいタイプ、長細いタイプの3種類を完成させた。

 食器としてさまざまな使用法が可能で、西田理人社長(55)は「にしん鉢のイメージを保つように工夫した。どのように使っていただけるか、私自身も楽しみ」と話す。電子レンジやオーブン、食洗機の使用も可能という。

 会津本郷焼のアンテナショップが同市七日町の商業テナント施設「七日町パティオ」内に入居することから、西田社長は「周辺店舗などとのタイアップも提案していきたい」と話している。