巨大操り人形「モッコ」公開! 東北絆まつりの会場に模型展示

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
かぶとやみのをまとった巨大人形「モッコ」

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は29日、東日本大震災からの復興をテーマに制作する高さ約10メートルの巨大な操り人形「モッコ」のデザインを発表した。原町二小の児童らがデザインの考案に携わった。20年5、6月に岩手、宮城両県と本県を巡り、復興への思いを預かり東京都に向かう。

 デザイン発表の記者会見が仙台市で開かれ、10分1の大きさの模型がお披露目された。

 モッコは「いつもふざけている」「お調子者」を意味する東北地方の方言「おだづもっこ」に由来。竹やワイヤなどで骨格を作り、鳥をモチーフにした「かぶと」とマントのような「みの」を身にまとっている。かぶととみのを取り外すと、東北地方の人々の内に秘める熱い魂を表現したキャラクターが顔をのぞかせる。完成は12月になる見通しで、本県では20年6月13日に南相馬市の相馬野馬追祭場地に登場する。

 モッコ制作は日本文化を発信する大会関連イベント「東京2020NIPPONフェスティバル」の一環で、郡山市出身のクリエイティブディレクター箭内道彦さんが監修している。名前は脚本家の宮藤官九郎さん、世界観は芥川賞作家でお笑い芸人の又吉直樹さんが考え、絵本作家の荒井良二さんと人形作家の沢則行さんが制作している。

 会見では、箭内さんが「巨大人形を通じて東北の文化や魅力、思いを発信し、東北の人たちが『五輪をやって良かった』と思えるようにしたい」と語った。

 モッコの模型は6月1、2日に福島市で開かれる「東北絆まつり」の会場で展示される。1日は市役所西側駐車場のメイン広場ステージで大会関連イベントが行われ、箭内さんと内堀雅雄知事らが出演する。