東京五輪に福島県産花17種類を...ビクトリーブーケなど活用想定

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4種類の県産花で試作したブーケを手に気勢を上げる内堀知事(前列中央)ら協議会の出席者

 県は、2020年東京五輪・パラリンピックで県産の花17種類を活用するよう、大会組織委員会や国際オリンピック委員会(IOC)への働き掛けを強める。メダリストに副賞として贈られる「ビクトリーブーケ」や競技会場の装飾での活用を想定、選手村での提供を目指す県産食材と合わせて世界に本県復興をアピールする考えだ。

 30日に福島市で開いた「ふくしまプライド。フードアクション推進協議会」で方針を確認した。17種類はいずれも大会期間の7~9月に生産量を確保でき、アンスリウムは川俣町産、カーネーションは福島市産など、生産量が多い市町村の花を提供する方針だ。トルコギキョウのように県内全域で生産が盛んな花は原発事故で避難指示が出された地域のものを活用し、復興を発信する。

 花はブーケへの利用や競技会場の装飾だけでなく、ホテルや旅館、県内主要駅での展示、競技会場までのルートやライブサイト会場の装飾でも活用を求めていく。この日の協議会からメンバーに加わった県花き振興協議会の橋本栄市会長は「相双地区を中心に花の生産が復活している。県産の花が五輪会場を埋めることを目指す」と抱負を述べた。

 この日の協議会では、二本松市産のカンパニュラや菊、川俣町産のアンスリウムなど4種類の花で試作したブーケが披露された。内堀雅雄知事は「福島で栽培した美しい花を大会で活用してもらえるよう、積極的に働き掛ける」と話した。